こんにちは!
京都府京都市山科区に事務所を構え、新築工事や改修工事に伴う鉄骨工事や鍛冶・溶接工事全般を承っている建設業者の河建工業株式会社です。
建物を建てる際に検討すべき項目として、建物の構造が挙げられます。
お客様がどの建築構造にするかを決めることは難しいですが、業者側がそれぞれのメリット・デメリットを把握できていれば、お客様も相談がしやすくなるでしょう。
今回は、建築構造の中のひとつである鉄骨造について解説していきます。
鉄骨造のメリット
鉄骨造(S造)を導入するメリットは、2つあります。
1つ目は、強度が高いことです。
地震が起きても、鉄骨造によって建物が揺れを吸収するようになっているので安心です。
2つ目は、間取りの自由度が高いことです。
建物の重要な部分が頑丈な鉄骨でつくられているため、より少ない柱や壁でビルなどを構成することが可能で、間取りの変更がしやすくなります。
メリットが多くあるからこそ、鉄骨造は戸建て住宅・アパート・マンション・ビル・工場・倉庫など、多くの場面で採用されているのです。
鉄骨造のデメリット
施工を依頼する際には、鉄骨造のデメリットにも気をつけなければなりません。
1つ目は、遮音性に劣ることです。
鉄骨造の建物の場合は生活音が聞こえやすくなるため、防音対策が必要になります。
2つ目は、高熱に弱いことです。
燃焼温度が540度以上になると、鉄骨の強度が落ちてしまいます。
弱点をなくすためには、外壁や天井に耐火性能の高い素材を使うことが重要です。
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